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【解決法】<生ビールサーバー>味が変?まずい?原因は洗浄?樽?ガス圧?

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ビールの容器別に言えば樽生ビールが最も美味しいと選ぶ人は多いですよね!

しかし、美味しいお店は非常に美味しいが、お店によっては香りがおかしかったり、濁っていたり、味がまずかった!なんて経験がある人もいるのではないでしょうか!

ビールまにあ
ビールまにあ

そんな樽生ビールの味や香り変!おかしい!には原因があります。
大きく分けると7つの原因がありますので確認してみましょう!

【7点チェック!】生ビール(樽生)の味が変な場合の原因と対策法!その前にサーバーと部材をチェック!

ビールサーバーから出る生ビール(樽生)の味が変な場合、香りがおかしい場合などは原因があります。

樽自体に原因がある事も多いですが、ビールサーバーや炭酸ガスのガス圧なども関係してきます。

ビールまにあ
ビールまにあ

ビールの味が変だと思ったら樽と決めつけずに1つ1つ以下のチェックポイントを確認してみましょう!

確実に判断する為に、使用しているビールサーバーの種類と、簡単なビールサーバーの付属としての部品を写真で確認しておきましょう!

以下、ビールサーバーの種類と部品を紹介しているページですので必ずチェックをお願いします!

確認したら以下がビールの味が変!まずい!香りがおかしい!トラブルの原因と対策方法の7点です!

ビールまにあ
ビールまにあ

樽に原因があると考えている人も多いですが、意外とサーバーの洗浄やガス圧設定に問題があるケースも多いんですよ!

①ビール樽内の微生物繁殖が原因!<対策方法あり>

生ビールの味がまずいトラブル
ビール樽内に微生物が繁殖してしまった事が原因で味がおかしくなります。

微生物繁殖の場合はビールの色も濁るのが特徴です。

回路やホース、カラン(コック)の洗浄をしていても、ビール樽とヘッドとの接続部分である口金の洗浄を怠ると口金に長時間ビール液が溜まることで空気に触れる時間が長時間になり繁殖が起こります。

その繁殖が起こったビールが口金に残っている状態でヘッドを新たに設置すると、その瞬間樽内に微生物が繁殖したビールも混ざります。

あとは時間が経過すれば樽全体が微生物の繁殖したビールへと変わり濁りが出て不味いビールになってしまうのです!

対策法は口金洗浄を徹底すれば防ぐ事が出来ます!

特に夏場はこの口金に溜まったビールの菌繁殖率は半端ないです・・。

ビールまにあ
ビールまにあ

口金洗浄を徹底しましょう!

口金洗浄って?って人は以下のページで紹介していますので確認してください。

②樽温度の低すぎ&高すぎが原因!真夏と真冬に注意!<対策方法あり>

生ビールの味がまずいトラブル
冬場などにビール樽が冷たくなりすぎるとビール樽内のビールが劣化します。

冷たすぎるとビールに濁りが出て味がおかしくなります。

また、夏場で暑すぎる場合、樽が30度を超えるとガス圧力の設定も不可で味は劣化します。

ビール樽は周囲の温度変化を受ける性質がある為に夏は温度が高くなりやすく、冬は温度が低くなりやすいのです。

温度さが激しいコンクリート地面などの場合に樽を直接置いてしまうとコンクリートの温度が伝わってしまうので樽と地面の間に段ボールなどを敷くと温度変化を和らげる事が出来ますので該当する場合は実施しましょう。

③ビール樽の凍結混濁が原因!一度凍結したらもう終わり?<対策方法あり>

生ビールの味がまずいトラブル
寒冷混濁を超えて、ビール樽内のビールが凍結してしまった場合が凍結混濁状態です。
寒冷混濁状態よりも、より色が濁り味がおかしくなります。

また、凍結を避ける場所に戻してビールの凍結を解消しても一度凍ってしまったビールは味が劣化してしまっているので凍結前の味には戻りません!

予防としての対策方法としては凍結するほどの寒い場所に樽を置く事を控える事です。

外に樽を置いている人は室内に樽を保管しましょう!

④ビール回路やホースの汚れが原因!水通しやスポンジ玉洗浄を徹底しよう!<対策方法あり>

生ビールの味がまずいトラブル
ビール樽とヘッドを繋いだビールの通り道が汚染されていると樽内のビールが新鮮でもジョッキに注がれる頃には香りが変だったり、味がまずいビールとして出てきてしまいます。

対策法としてはビールを美味しくする為の基本中の基本ですが、毎日の水通し洗浄と週1回のスポンジ玉洗浄を徹底していればこのような回路やホースの状態は避ける事が出来ます。

ビールまにあ
ビールまにあ

洗浄を徹底させましょう!

生ビールがお店によって味が大きく違う一番の理由はこの洗浄にあります!

以下お店によって樽生ビールの味が違う理由をまとめていますので興味があれば一読お願いします。

⑤ジョッキの汚れが原因!ジョッキ内側に気泡出たら要注意!<対策方法あり>

ビール樽から回路を通り、ホースを通り、注ぎ口のカランまでは美味しいビールが出ても、最後の注がれるジョッキが汚れているとビールの味や香りは劣化します。

ジョッキに油分などがあると、ビールが油分と反応してビールジョッキの内側部分に気泡が発生します。

さらに、布巾でジョッキを拭いてしまうと布巾の臭いがジョッキにうつってしまい、ビールを飲むときにその臭いが出てしまう場合もあります。

ビールまにあ
ビールまにあ

このようなビールを見た時はジョッキの洗浄が不十分と判断出来ます。

対策法はジョッキの洗浄を他のお皿などの洗浄とは別で実施する事と、布巾は使用せずに自然乾燥を実施する事で油分がジョッキに付くのを防ぐ事が出来て、布巾の臭いもうつりません。

また、ジョッキを完璧に綺麗にして、他の洗浄も出来ているとビール液と泡の間にフロスティミストと呼ばれる層が出来ますよ!

さらに、飲んだ後はレーシングと呼ばれる飲み後が付きます。

フロスティミストとレーシングについては以下のページで紹介していますので興味があれば一読お願いします。

⑥合わないガス圧設定が原因!樽温度に合わせたガス圧設定を!<対策方法あり>

生ビールの味がまずいトラブル

これは、瞬間的にビール樽を冷やす瞬冷サーバーやオートサーバー、氷冷式サーバー(コールドプレート)などに該当します。冷蔵庫タイプや直出し式タイプの場合はガス圧調整をしないので該当しませんので扱っているビールサーバーを確認しましょう!

扱っているビールサーバーがどんな種類か分からない?って人は以下のページでサーバーの種類を確認しましょう!

樽生ビールの場合は樽の温度に合わせたガス圧設定が必要です。

専用の「樽温度チェックシート」を樽に当てて、浮き出た数字のガス圧に設定するようにしましょう!

樽温度チェックシート?何それ?って人は以下のページで写真を掲載しているのでこんなものがサーバーの付属としてなかったか確認してみましょう!

適正ガス圧よりもガス圧力が高すぎるとビールが余計な炭酸ガスを吸収してしまい「ピリピリ味のビール」になってしまいます。

また、長時間この状態を続ける事で「過飽和」と言われる泡だらけビールになってしまうので気をつけましょう!

過飽和については別途以下のページで説明しているので参考にしてください。

また、適正ガス圧よりも、低すぎるガス圧力をかけたビールの場合は炭酸が抜けたような「気抜け味のビール」になります。

ビールから炭酸ガスが抜け出すこの状態を「ガス分離」と呼びます。

ガス圧とビールの味についての関係はより詳細に以下のページで紹介しているので該当するかも?って思った人は確認してみましょう!

⑦ビール樽自体の劣化が原因!<対策方法あり>

生ビールの味がまずいトラブル
ビール樽自体が古かったり、ビール樽を開栓してから1週間以上が経過している場合はビール樽が劣化している可能性が高いです。

ビール樽を一度開栓した場合、つまり、ヘッド(ヘッドディスペンサー)を差し込んだ瞬間からその0.1秒の間にほんのちょこっと空気が樽に入ります。

たったそんだけの空気?って思うかも知れませんが、今まで真空だった樽内に微量でも空気が入る事で、そこから樽の劣化がスタートです!

日本のビールメーカーはいずれも樽生ビールは開栓後は3日以内の消費を推奨していますが、口金洗浄などを徹底していれば、1週間程度は質が高い味を維持する事も可能です。

対策方法としては、口金洗浄の実施と当然ですが、購入した樽の順番に使用するローテーション方法がポイントです。

ビールまにあ
ビールまにあ

例えば、10日に購入した樽と20日に購入した樽があったとしたら20日に購入した新しい樽を先に使用してしまったら、10日に購入した樽を使用するのはその後になってしまいどんどん古くなってしまいますから当然ですよね!

実は樽を貯め置きするようなお店ではこの順番通り使用するフレッシュローテーションが出来ていないお店もあるのです!

中には片方の樽を開栓して中途半端に使用した状態で次の新しい樽を開けてしまうケースもあります。

これでは2つとも開栓してから日数が経過してしまいどんどん味や香りが変な悪いビールに変化してしまいますよね!

また口金洗浄については前述してますが、以下のページで実施方法を紹介していますので参考にしてくださいね!

まとめ

ビールサーバーから出る生ビール(樽生ビール)の味が変だったり、香りがおかしいトラブルの原因は解決出来ましたか?

長くビールサーバーで樽生ビールを扱っていると1度は経験するだろうトラブルですよね!

上記チェック項目を1つ1つ確認して確実に該当する原因を把握しておきましょう!

また、ビールサーバーにはよくあるトラブルに泡が多いトラブルやガス関係のトラブルがありますのでそちらも以下のページで紹介していますので気になる場合は参考にしてくださいね!

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