現在ではお店で使用する業務用ビールサーバーも家庭で使用する人も増えてきましたね!その為、どんなビールサーバーがあるのか知りたい!って人も増えているようです。
家庭で生ビールサーバーを使いたい人も、お店として業務用のビールサーバーの種類を確認したい!って人にもここでは業務用ビールサーバーの種類一覧を紹介しているので参考にしてくださいね!
目次
【業務用ビールサーバーの種類一覧まとめ】瞬間的に冷やす?冷蔵庫で冷やす?電源必要?不要?
基本的には樽生が冷える事が必須なので、大きく分けると、「冷蔵庫で予め樽を冷やすタイプ」か「氷を使い常温の樽を瞬間的に冷やすタイプ」かに分かれます。
また、氷で瞬間的に冷やすタイプも、電源を入れて、「適度な氷を自動で作るサーバー」と「予め氷を準備してその氷をサーバー庫内に入れる必要があるサーバー(電源不要)」で分ける事が出来ます。
バーベキューなど屋外に持ち出したい場合は、電源不要で氷と炭酸ガスだけで抽出出来る氷冷式ビールサーバー(コールドプレート)が基本です!
以下、具体的な業務用のビールサーバーの種類一覧です。
①瞬冷式生ビールサーバー【業務用として最も使用されている】
- 最も使われている業務用ビールサーバーです。
- 居酒屋の大半はこのタイプのビールサーバーです。
- 樽を常温に置いてヘッドと言われる接続部品から樽内のビールをサーバー内へ流すと瞬間的にビールが冷えます。
- 樽温度をチェックしてその温度に適したガス圧設定が必要になります。
- 樽が無くなってもすぐに、次の樽でビールを出す事が出来ます。
- 電源が必要です。
- 常温に樽を置いて使うので樽は開栓後1週間程度経過すると味や香りが劣化します。
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通販メーカーによっては業務用の為扱っていない場合もあります
②樽格納式(冷蔵庫式)生ビールサーバー【空冷式】
- 生ビール樽を一定の温度で冷やす冷蔵庫タイプのビールサーバーです。
- すでに樽は冷えているので、そのまま炭酸ガスで押し出す事でビールが飲めます。
- 樽が冷えていないとビールは泡だらけになり飲めません。
- 1つの樽が飲み終わったら次の樽に移行する時にその樽が冷えていなければ使えませんので樽が冷えるまで待ちます(5時間~)
- 冷蔵庫の役割があるので当然電源が必要です。
- ガス圧力は樽温度が冷蔵庫内で一定の為、設定する必要はありません。通常「1」で固定します。
- 樽が常時冷えている状態の為、樽は開栓後の劣化が遅くてすみます。
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通販メーカーによっては業務用の為扱っていない場合もあります
このサーバーはメーカーによっては空冷式サーバーとも呼ばれています。
③氷冷式生ビールサーバー(コールドプレート)持ち運び簡単!
- 常温の樽を回路(コールドプレート)を通る事で瞬間的に冷やして冷たいビールを出すので瞬冷式タイプのカテゴリですが、通常の瞬冷式とは違い、電源を使いません。
- すでに出来上がっている氷を庫内に入れる事で回路(コールドプレート)を冷やします。
- 冷えた回路(コールドプレート)を常温の樽生ビールが通る事で冷えたビールになります。
- 電源は必要無い分、氷の用意が必要です。
- 使用する毎に氷の力を使うので氷は溶けやすくなります。
- 氷が溶けたら、すぐに氷を足す必要があり、随時確認が必要です。
- 炭酸ガスは通常の瞬冷式と同じように樽温度に合わせたガス圧設定が必要です。
- 酒販店などでレンタル出来る生ビールサーバーにはこの氷冷却式タイプの生ビールサーバーが多いです。
- 電源が必要無い為に野外でのバーベキューやキャンプなどでも使用する事が可能です。
- 大きさが小さめで簡易的なので持ち運びが出来やすいメリットがあります。
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通販メーカーによっては業務用の為扱っていない場合もあります
④直出し式生ビールサーバー
- 生ビール樽から直接炭酸ガスにてビールを抽出するタイプです。
- 常温のビール樽を使用すると泡だらけになってしまう為に、予め冷えている樽を使用する必要があります。
- 結婚式の2次会やパーティーなどで背負うタイプにして使用する例があります。
- 野球場などでビール売り子が背負って売っている生ビールの多くもこの直出し式がほとんど。
- 樽の温度が高くなってしまうと泡だらけで使えないので素早く消費する必要もあります。
- 移動時に樽を振ってしまうと泡だらけの原因になります。
- ガス圧力は樽の温度によって設定するのですが、直出し式タイプの場合、予め冷えている樽を常温の場所で使う為に、樽の温度が時間と共に変化してしまいますので泡が多くなったり、少なくなったらその都度樽温度を図りガス圧設定をする必要があります。
- 樽が一定温度以上になってしまうとガス圧設定では追いつけず泡だらけになるので、その場合の対処法は再度樽を冷やす必要があります。
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【ビアショルダー】背負うタイプ
直出し式のビールサーバーには背負って売り子や結婚式などパーティーにも使用するタイプもあります。
ビアショルダーなど背負うタイプのビールサーバーはイベントでは盛り上がる可能性が高いメリットがありますがデメリットもあります。
ギリギリまで冷やして、イベントで使用するのですが、時間の経過でビールの温度が高まり泡が多くなるので早めに使い切り必要があります。使い切る事に時間がかかると泡が多いビールしか出ない状態になります。
⑤オートサーバー(自動抽出サーバー)ボタン押すだけで抽出!
ボタン操作で自動(オート)で抽出するタイプのサーバーです。
画像をアップすると以下のようにボタンがあります。
ここでビール液と泡の比率を予めセットしておくと、ボタンを押した時に設定した比率で自動でビールが注がれます。
- ビールが冷える仕組みとしては瞬冷式タイプのビールサーバーと同じです。
- 抽出がボタンを押す事で自動で抽出してくれます。
- ビールの液と泡を自動で抽出してくれます。
- 欠点としてセットしたビール液と泡の比率が樽の温度などで変わる事があります。その場合は設定した液と泡の比率になりません。ビール液が溢れる事や泡が極端に少なくなる不具合も・・。
- またオート(自動)と言う事は通常のサーバーと比較すると故障する率も高いです。ボタンを押してもビールが出ない、ビールが出続けてしまうなどのトラブルも・・。
このサーバーはバイキングなどでの飲み放題時にお客さんにボタンを押して注がせる時にも使用されています。また、ゴルフ場にも多く見かける事が出来ますよ!
【炭酸ガスボンベも必要?】業務用のビールサーバーだけでは生ビールは出ない?
ビールサーバーだけならあるけど、消耗品の炭酸ガスボンベが無かった・・なんて人もいるようですね。
ちなみに炭酸ガスは業務として使用する炭酸ガスボンベもありますが、現在では自宅で使える家庭用としての簡易的な炭酸ガスもありますので家庭で簡易的に炭酸ガスを使用したい場合にはそちらのほうがおすすめです。
いずれも、業務用のビールサーバーで、本格的な樽生ビールを飲むには炭酸ガスは必要不可欠です!
家庭でも業務用と同じように年中長らくビールサーバーを使いたい場合は炭酸ガスベンベを使うほうがベターですが、一時的にしか使わないのならば、簡易的な炭酸ガスでも対応出来るでしょう。
炭酸ガスボンベ(業務用) |
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炭酸ガスミニ(家庭用) |
【毎回洗浄しないとNG?】業務用ビールサーバーを使うなら洗浄メンテナンスは必須!?洗浄ボトルで水通し?洗浄しない方法は?
業務用のビールサーバーは必ず、「炭酸ガス」が必要になる事は前述しました。その他にも面倒なのが洗浄です。
ビールがホースや回路内に残っている状態で1日経過してしまうだけで、そのビールが劣化します。(特に夏場はすぐに劣化)
そのような状態のサーバーで、新たに樽からビールを通せば当然、劣化したビールと混ざり味が落ちる事は避けられません。
この洗浄メンテナンスをする事で、美味しい生ビールが出せるのです。
どうしても、ガスボンベを設置して、毎回洗浄するのが面倒な場合は、ほぼ家庭用として開発された、ガスボンベと洗浄が不要で樽生ビールと同等の生ビールが飲める月額サービスを利用するのがおすすめです。
業務用としてのビールサーバーなら「水通し」と言われる洗浄を毎回と汚れが目立つ時に行うスポンジ玉を使う「スポンジ玉洗浄」をたまにやるのが基本。自宅で生ビールを常時飲みたくてもそれが面倒なら、上記のような月額サービス利用したほうがおすすめですね。
まとめ
業務用の樽生を使用するビールサーバーは種類が意外と多いのに驚いたのではないでしょうか。
また、炭酸ガスがあれば、家庭でもこれらの業務用が使えるので業務用を家庭用として使う人も増えていますね!
ただし、洗浄やガス圧設定など取り扱いが難しいので慣れてない人は樽生系の家庭用ビールサーバーの使用がおすすめです。
人気があるおすすめの樽生系の家庭用ビールサーバーや口コミについては以下で紹介しているので興味があれば合わせてご覧ください。
缶や瓶を使う家庭用ビールサーバーはたくさんありますが、樽生や同等の真空容器を使い生ビールが飲める家庭用サーバーに興味があるって人は必見ですね~!
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