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ビールサーバーのコック(カラン)分解洗浄!注ぎ口の洗い方!外し方も紹介!

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樽生のビールサーバーは洗浄する事で美味しい生ビールを出す事が出来ます。

ビールサーバーの回路やホース洗浄も大切ですが、忘れがちなのがビールが抽出される部品であるビールカラン(コック)の部分です。

カランとコックは同じ部品を指しますが写真がないと分からないという人は以下を参照にしてください。

 

白色や薄黄色のビールカス?汚れ?カラン(コック)にへばりつく味を劣化させる汚れは生ビールの敵!

樽生ビールを扱っているお店や個人では抽出する生ビールの味はサーバー洗浄が大きく関係しています。

特に忘れると大きなデメリットがあるのが「カランの分解洗浄」になります。

スポンジ玉洗浄を実施するお店や個人はスポンジ玉洗浄の実施時にカランを分解して逆にする作業があるのでその時にカランの汚れに気づくでしょう!

しかし、カランを外したこともない人やお店はカラン内に付着するビールカスに気づきにくいのです。

 

カラン内にビール液が溜まり、時間が経過するとカラン内に白や薄黄色のカスが発生します。

このビールカスは空気中の細菌やバクテリアに侵された結果です。

 

このビールカスが発生するようなビールの味はとてもまずいビールになります。

酸味が加わったまずいビールの元です。

要注意!注いだビールジョッキ内にカスが浮いている!?回っている?原因はカラン(コック)のビール汚れ!

ビールカランやコックの分解洗浄
汚れた回路や汚れたホースをビールが通る場合は味や香りが劣化するだけでビールカスが取れて流れると言う事は滅多にありません。

しかし、カラン(コック)はそうした少しのビール成分のカスなどの汚れが溜まってしまう箇所です。

特にスライド弁と言われるカラン内に入っている金属の棒の溝にはカスが溜まりやすいです。

スライド弁は以下の赤丸で囲った金属の棒です。

ビールカランやコックの分解洗浄

基本的なビールサーバー洗浄である水通し洗浄、スポンジ玉洗浄やヘッドの洗浄をしても、カランの洗浄を徹底しないと、カラン内のスライド弁に溜まったビール成分の汚れをそのままカランからジョッキに注いでしまう可能性があります。

その場合は最悪は注いだジョッキ内にビールカスが浮いている状態や、注いだ直後だとビールカスなどがジョッキ内を回っている状態になります。

ビールまにあ
ビールまにあ

個人で樽生ビールを飲んでいる人ならまだしも、お店でお客さんからお金を貰い樽生ビールを提供している場合は大きなクレームに繋がる可能性もありますよね!

カラン(コック)内洗浄を徹底しましょう!
大きなトラブルになる前に対処する事が大切です!

 

【①~④で説明!】カラン(コック)内の分解洗浄方法!ビールカスを防ごう!

ビールカラン(コック)の外側を洗浄しても意味ありません。

 

洗浄するのはカラン(コック)です。カランを外してカラン内の洗浄をしましょう!

カラン分解洗浄の手順としては、水通し洗浄やスポンジ玉洗浄と合わせて実施するのがベターですが、カランを外したことがない!って人に完結に説明します!

 

①ヘッドを上げる(閉める)

ビールカランやコックの分解洗浄
ヘッドを上げないと(閉めないと)ビールが流れ続けてしまうので必ず上げる事。
洗浄ボトルにヘッドを繋いでいる場合は水が流れ続けてしまいますよね。

 

ヘッドを上げるとは手持ちハンドルを上げる事です。
こんな感じ。

 

逆にヘッドが繋いだままって言うのはヘッドが下がっている状態(開いている状態)なので以下のようが感じです。
ビールカランやコックの分解洗浄

 

必ずヘッドは上げておきましょう。

 

②カラン(コック)からビール(水)を出しきる!

ビールカランやコックの分解洗浄

ヘッドを上げてからはカラン(コック)を手前に倒す事でサーバー内に残ったビール液(洗浄ボトルに繋いでいる場合は水)を出しきる必要があります。

 

サーバー内のビールや水をだしきっていないのにカランを外すとサーバー内に残ったビールや水が噴き出してしまいますからね!

 

③カラン(コック)を外す!外れない場合の対処法もあり!

カラン(コック)はカラン根本を片手で抑えてカラン自体を左向き(反時計回り)に回すと外れます。

ビールまにあ
ビールまにあ

簡単ですよ!

 

ビールカランやコックの分解洗浄

上の写真で説明すると、

①の部分を片方の手(左手がいい)で抑えます。(ここはサーバー側に付いている部分ですので固定部分です。)

そして①の部分を片手で抑えながら②のカラン(コック)の全体部分を左側に回します。(サーバーに向かって左側に回すので反時計回しになりますね。)

これで外れます。

 

注意点としてサーバー側とカランとの間にビール液が付着して固まっていると強く回さないと外れない場合もあります。

このような場合は、小さめなトンカチなどでカラン(コック)の手持ちハンドル部分を左側にトントンってはたくだけでビール液の固まりが壊れてカランが回ると思いますので固くて回らないって人は試してみてくださいね!(カランを痛めない程度に・・)

以下の斜め線の部分を右から左へトントン軽く叩いて動かしてみてね!

ビールカランやコックの分解洗浄

 

④分解してブラシ等で洗浄する!特にスライド弁を徹底洗浄!

 

ビールカランやコックの分解洗浄

あとはカラン(コック)は中が上記の画像のように3つに分かれるので各部品をブラシ等で洗浄しましょう!

特に②スライド弁と言われる金属の棒は溝にビールカスが溜まりやすいので徹底的に洗浄しましょう!

③のカラン本体部分はもちろん、内側にビールカスが付着しています。

ブラシで中を洗いましょう!

①は赤丸で囲った部分にビールカスが付着します。

 

ビールカスがとても小さくても、少しづつカスが大きくなります。

ビールまにあ
ビールまにあ

そして、ビールを注いだ時にそのカスがビールと一緒にジョッキに流れてしまいビールジョッキ内のビールにカスが浮いている状態や液内をグルグル回っている最悪な状態のビールが出来上がってしまいます。

 

洗浄後は、元通りにカラン(コック)を組みなおしてサーバーに設置しましょう!

ビールまにあ
ビールまにあ

終了です!

まとめ

カランの分解洗浄はとても大切な洗浄です。

ビールカスはここから発生しますからね!

頻度としては3日に1回がベストですが、(頻度が高いほど当然綺麗になる)面倒でも1週間に1回は徹底しておきましょう!

 

また、樽生ビールを美味しくする方法は洗浄以外にもガス圧設定やジョッキ洗浄や樽の取り扱いなども関係してきます。

もっと詳しく知りたいって人は以下で説明していますので興味があれば一読お願いします。

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