ビールサーバーを使用した樽生ビールを取り扱っていると時々あるトラブルがビールが漏れるトラブルです。
ビールが漏れている場所はビールの通り道の部品と部品のつなぎ目がほとんどです。
目次
【漏れる原因の確認前に!】ビールサーバーは全共通!ビールメーカーやサーバーメーカーは関係無し!
ビールサーバー側面に記載されているビール会社の表記やロゴは関係ありません。(例:サッポロビールやキリンビール、サントリーやヱビスビールなど)
サーバー自体はほとんどが「ホシザキ」か「ニットク」、「東京冷熱」などの製造メーカーです。
どのメーカーのどのタイプのサーバーでも漏れる原因は共通しています。
【①~④をチェック!】ビールサーバーからビールが漏れる4つのポイント!
ビールサーバーからビールが漏れる箇所は大きく分けて4つです。
1つ1つチェックしてどこが漏れているのか確認して対処方法を実施しましょう!
すぐに分かる漏れもあれば、凝視しないと分かりづらい微量のビール漏れもあるのです!
以下がビールサーバーからのビール漏れの原因です!
①ビールカラン(コック)の根本から漏れる【パッキンが原因の漏れ】
最も多いのは上の写真のようにカラン(コック)内に入っている丸型のパッキン(Oリング)の脱落や劣化です。
特に洗浄している時に紛失する事が多いようです。
カランを外してみてパッキンが付いているかを確認して、付いてなければカランを洗浄した場所に落ちていないかを確認してください。
解決法(対策)はパッキンを入れる事です!
また、パッキンが劣化しているようなら予備パッキンと交換してください。
予備パッキンがない!って人はヤフオクやメルカリなどで購入も可能です。
②ビールカラン(コック)の根本から漏れる【緩みが原因の漏れ】
カランの根本からビールが漏れるもう1つの原因は、写真の箇所であるようにカランをサーバー側に取り付ける時の袋ナットの締めが甘い事です。
カランは取り外しが出来てサーバー側の袋ナットに合わせて回して取り付けますが、この締め具合が甘いとそこからビールが漏れます。
カラン(コック)部分を時計回り(右回り)に回す事で解決します。
その時にサーバー側のカラン受けの部分は片手で抑えながら回すとうまく回りますよ!
解決法(対策)は簡単!時計回りにしっかりと締める事です!
③ヘッドの継ぎ手(ヘッドと継手の間)から漏れる
回す方向は時計回り(右回り)です。
時計回りに継手を回しましょう!
また分離型の継手の場合は以下の写真のように①の部分は継手側にカチってなるまで差し込みます。
②の部分は通常の一体型継手と同じように時計回りに締めれば解決します!
②の部分の下には通常はヘッドがあります。
写真の画像はヘッド無しの状態で撮影してます。
④ヘッドの継手(継手とホースの間)から漏れる
また以下のように分離されているタイプの継手も同じようにヘッド側(継手側)に差し込みましょう!
まとめ
ビール漏れ箇所は特定出来ましたか?
もしも、ビール漏れが起こっているならその原因のほとんどは上記の箇所で起こっているはずです!
解決(対策)可能ならすぐに対策しましょう!
難しい場合は部品の取り換えや修理なども検討しておく必要ありですね!
ビール漏れトラブルと同じように怖いのがガス漏れトラブルです。
ビールサーバーのガス漏れも合わせて確認してみてくださいね!
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