生ビールがうまい店?まずい店?樽生ビールは店によって味が違う理由は!?

ビールのあれこれ

缶ビールや瓶ビールはどこのお店でも基本変わらない味を楽しめます。

しかし、生ビールサーバーを使用して業務用の樽からジョッキに注がれる生ビール(樽生)」と一般的に言われるビールは飲むお店、居酒屋によって味が大きく違います。

ジョッキを見てそのお店が美味しい生ビールを提供しているのか分かる方法は別途以下のページで紹介していますので興味があれば一読お願いします。

 

使用するビール樽は同じ樽を使っているのですが店によって味が違うのです。

竹林雄一郎@ビールマニア
竹林雄一郎@ビールマニア

なぜ味の違いが起こるのか説明します!

 

 

ぽっぽ
ぽっぽ

ビール樽は通販でも買えて同じ樽なのに・・・。

 

お店の生ビールの味が「うまい!」と「まずい!」の声まとめ!

お店によって味が違うビールサーバーから出る生ビール(樽生)。

そんな生ビールの味についてうまい!美味しい!って声とまずい!美味しくない!って声をまとめてみました。

 

同じビール樽を使っていてもお店によって生ビールの味には雲泥の差があります。

生ビールがうまい!美味しい!の声まとめ!

 

生ビールがまずい!美味しくない!の声まとめ!

 

 

使用するビール樽は同じ!なのになぜ「うまい店」と「まずい店」があるのか?理由はお店の管理!?

うまい生ビールが飲めるお店もまずい生ビールしか提供できない店も使用する樽の購入元は同じ酒販店であったりします。

酒販店も業者から仕入れてその大元を辿っても最後はビールメーカーの工場になるわけですから、同じ樽を使用しているんです。

同じビール樽を使用しているのに味が違う理由は大きく5つあります。

ビールサーバーの管理の問題と、ガス圧力の調整問題(ガス圧管理)、樽の管理の問題、また注ぎ方の問題があります。

生ビールを美味しくする方法については別途以下のページで紹介しているので合わせてご覧ください。

 

以下、お店によって味が違う生ビール関連の管理について深堀しています。

①ビールサーバーの管理・洗浄で生ビールの味が変わる!


最も味に違いを生み出しているのが、ビールサーバーの管理・洗浄です。

ビールサーバーには常温樽を瞬間的に冷やすタイプや冷蔵庫のように予め樽を冷やして置くタイプなど様々なビールサーバーがありますが、皆徹底すべき事はビールが出たら洗浄をする事です。

ビールが出ると回路やホース内にビール成分が付着します。

この付着したビール成分をそのまま長時間経過させてしまうとビール成分が発酵して繁殖してしまいます。

このような発酵成分や雑菌などに樽から注いだビールが付着する事でビールの味が瞬間的に劣化します。

回路洗浄やホース洗浄、ビールの注ぎ口であるカランと言われる部分の洗浄、樽とホースを繋げる働きをするヘッドと言われる部分の洗浄が出来ているかどうかで注がれるビールの味が決まります。

洗浄しているか、きちんと管理しているかが美味しいビールが出るポイントになります。

ビールサーバーの洗浄は基本ビールが出たら専用の洗浄ボトル(使っている銘柄のメーカーが配布してくれる洗浄ボトル)で水を通すだけで大丈夫です。

そして1週間に1回程度はホースや回路内に専用の洗浄スポンジ玉を通して汚れ成分を外に追い出す作業をします。

カランやヘッドは別途、ブラシなどで綺麗にビール成分を取り除きます。

これが出来ていればビールサーバーをきちんと管理出来ている、洗浄が出来ていると言えます。

竹林雄一郎@ビールマニア
竹林雄一郎@ビールマニア

きちんとしているお店はきちんとビールサーバーを管理しているので美味しいビールが出て、より一層お客さんに支持される事になりますよね。

②樽温度に適したガス圧力の管理をする事で適正な味の生ビールが飲める


樽生の場合は、缶や瓶と違い、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスでビールを調整させる作業が必要です。

この作業は冷蔵庫式のビールサーバーには必要ありませんが、瞬間的にビールを冷やすタイプの「瞬冷式サーバー」には必須の作業で、樽の温度に合わせてガス圧を調整します。

樽の温度は毎日変わるので当然毎日樽温度を確認して、その温度に適したガス圧力に調整をします。

これを「樽温度に合わせたガス圧力調整」と呼び、この設定したガス圧力が大きく狂うと味が変化してしまいます。

適正よりも炭酸ガスが強いと「ピリピリ味」になり、逆に弱いと「気抜け味」になります。以下参考までに。

 

③ビール樽の取扱いを徹底する事でまずいビールを防げる!


ビール樽の取り扱いも味に変化を出させてしまいます。

樽の保管場所は必ず直射日光を避けられる場所です。

日光が当たる場所に樽を保管してしまうと温度上昇により味が劣化します。

また、30度を超えてしまうとビールとしての抽出は不可能になります。
逆に冬場に樽が冷えすぎてマイナス2℃以上になってしまうとビール成分が凍ってしまいます。
一度凍ったビールは解けても成分が分離する為にビールとしての味にはなりません。

さらに、酒販店からビールを配達してもらったばかりの場合や、自分で樽を購入しに行く場合は購入してすぐの場合は樽が揺れていた場合が多いので泡だらけになる場合もあります。

樽からビールを抽出する場合は樽が落ち着いてから抽出するようにしましょう。

最後にビール樽の取り扱いで最もビールの味を変えてしまう危険性が高いのが樽の口金洗浄を怠る事です。

これがビール樽を開栓した後、徐々に樽内のビールが劣化する原因です。
開栓したビールを長時間美味しいビールとして保有したい場合は営業終了後の樽の口金洗浄を徹底しましょう。

口金洗浄って?って思った人は以下を参考にしてください。

 

 

④ビールの注ぎ方が正しいとうまいビールが持続する!


ビールを注ぐ方法でもビールを美味しくさせる事が出来ます。

基本は初めに7割ビール液を注ぎます。

液は優しくジョッキにしたたせる感じに次ぐのがポイントです。
ジョッキはカランからの角度で45度くらいが目安です。

そして、ジョッキを立ててからジョッキの残り3割を泡で注ぎます。

 

生ビールの注ぎ方って?って思った人は以下を参考にしてください。

泡はビールを美味しく保ちます。
ビールの泡はビールの美味しさを持続させる為の3つの効果があります。

泡がビールを美味しくする3つの効果

  1. ビールから炭酸ガスが抜けるのを防ぐ効果
  2. ビールが空気に触れて酸化するのを防ぐ効果
  3. ビールの味や香りを保つ効果

 

 

⑤ジョッキを清潔にしておく店はビールが美味しい!

ビールを注ぐジョッキの清潔さもビールを美味しく飲むのに必要です。

ここに油分や布巾の蒸れた臭いがあると最高の生ビールになる事が出来ません。

ジョッキを綺麗に保持するポイントは以下。

  1. ジョッキ類は他のお皿などと一緒に洗わない事。
  2. 乾燥させる時はジョッキを逆さにして自然乾燥する事。

ジョッキを他の食器類と一緒に洗う事で油分がジョッキに付いてしまいビールを注いで飲んだ時の味が落ちます。

さらに、自然乾燥ではなく、手っ取り早いからと布巾などで拭いてしまうと、繊維の汚れが付いたりや蒸れ臭の原因になります。

 

まとめ

お店によって生ビールの味が「うまい」や「まずい」の口コミがあるのは、同じビール樽を使用していてもサーバー管理や樽管理、ガス圧管理やジョッキ(グラス)管理や注ぎ方が違う為です。

 

違うところか、お店によって実施のしていないお店もあります。
これが生ビールの味への違いになるのです。

 

お店によって生ビールの味が違う理由はきちんと管理しているかどうかが大きなカギです!

 

また、生ビール関連の管理が徹底しているお店ならジョッキに「フロスティーミスト」や「レーシング」も見る事が出来るのです。こんなお店が増えて欲しいですね!

フロスティミスト?レーシング?って思った人は以下のページを参考にしてください。

 

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