樽生ビールサーバーを真冬もどんどん使うお店や個人は多いですよ!
冬でも部屋あったかくして飲みたいですからね~。
しかし、外気温が低い時期の樽生ビールの取り扱いには注意が必要です!
泡だらけが発生します!
ガス圧を合わせているのに泡しか出ない!なぜ!?
昨のんだ!
泡だらけビールw pic.twitter.com/JwrlxwHsqE— カイト_Kaito Suzuki (@light_kaito) January 11, 2020
外気温が低い時期に最も起こりやすい樽生ビールのトラブルが泡だらけ!
通常の泡が多い状態はガス圧を適正なガス圧に変えると改善します!
しかし、時期が真冬で外気温が氷点下である箇所に樽生ビールを置いていた場合、ガス圧を変えても改善しない泡だらけがあります。
それが「過飽和」と言われる現象です。
当サイトのサーバートラブルでも重要トラブルとして記載しています。
過飽和は炭酸ガスが樽内に必要以上に入り込んだ結果!?
この過飽和と言われる現象は炭酸ガスのボンベを開栓した状態で、さらにヘッドディスペンサーを繋いだ状態で、高いガス圧力が長時間加わる事で起きる現象です。
樽内に炭酸ガスが必要以上に入り込んでしまいますのでもうその樽はガス圧を変えても出てくるのは泡・泡・泡です!
改善しません!
樽温度がとても低い状態で、かつ高い炭酸ガスを加え続けると起こるのですが、そのほとんどは真夜中に起きます。真夜中は気温がとても低いからです。
ガス圧が夏の状態の0.3あたりの圧で樽の適正温度が0,15付近など大幅に樽温度が低い状態なので深夜が予想されます。
その為、お昼にビールが出た時に気づく事が多いようです。
また、居酒屋の場合は生ビール一発目のお客さんで起こるのでパニックになるでしょう!
もうその樽は使えないので廃棄しましょう!キッパリ!
予防策が必須!使わない時は元栓閉める!ヘッド閉める!ガス圧は毎日測る!
過飽和になるともう泡しか出ない樽になります。
泡のビールだよって言ってパーティーなんかではシャレで使う事が出来ても売る事は難しいです。
個人で樽生ビールを飲んでいる人は泡だらけで注いで時間を置いて飲む方法がありますが、当然味も落ちていて、はっきり言って美味しくないです!
以前の記事でも紹介した事があるのでおさらいです。
過飽和の予防策は高いガス圧力を樽に送り続けなければ防げる!
なので、
この3点を実施すれば泡しか出ない泡だらけビール(過飽和したビール)を防げるわけです!
樽が泡だらけになって使えないって人はその樽はもう泡しか出ない樽です!諦めましょう(キッパリ)
そして、再度起こらないように上記の3点を抑えましょう!
美味しいビール飲んでくださいね~~!
まとめ
外気温が氷点下の場所に樽を置いていた場合に泡しか出ない樽生は過飽和と言われる現象が起きている可能性があります。
いくら炭酸ガスの圧力を変えても過飽和した樽はもう改善しません。
過飽和にならないようにビールを繋げたまま(ビールが出せる状態)放置は厳禁。
また、ガス圧も毎日測れば高すぎるガス圧設定を回避する事も出来ますね!
液も出る美味しいビール注ぎましょう!
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