樽生も瓶も缶も中身は同じビールである!しかし樽生ビールが美味しく感じるには理由がある!

ビールのあれこれ
竹林雄一郎@ビールマニア
竹林雄一郎@ビールマニア

お店で飲める樽生ビールは雑味がなく美味しい!って感じる人は多いですよね!

樽生のビールは缶ビールや瓶ビールと違って味がスッキリしている!と言われる人達もいます!
しかし、樽生ビールも、缶ビールも、瓶ビールもすべて中身は同じビールを使用しています。
例えば、アサヒスーパードライが製造工程で出来た場合にはそのビール液を生樽に入れるか、缶に入れるか、瓶に入れるかの容器の違いだけなのです。
一般的に缶ビールよりも瓶ビールのほうが質が高く、瓶ビールよりも樽生ビールのほうが質が高くて美味しい!とイメージされるようですが、
それは大きな間違いなのです!

間違ったビールの容器別中身の美味しさイメージ
樽生ビール>瓶(ビン)ビール>缶ビール

なぜお店の生ビールが美味しいと感じる人が多いのか!?ポイントは3つ!


樽も瓶も缶も中身は同じだと言われてもお店で飲める生ビール(樽生)は樽生が多く、その味は缶や瓶とは違う!と感じている人は多いです。
その理由は大きく3つのポイントが関係しています。

樽生ビールが美味しい!の3つのポイント

  1. 炭酸の入れ具合(直前で提供する適正炭酸)
  2. 新鮮度(製造後間もないビール)
  3. 泡のキメ細かさ・クリーミーさ

① 炭酸の入れ具合の違いが美味しさの大きなカギ


缶や瓶、樽生ではビール内に取り込まれている炭酸の入れ具合が違います。
缶は最も長く保存性を高める為に、炭酸を多めに入れています。次いで瓶にもある程度の量の炭酸を入れています。
一方、樽生ビールはお店で大量の人が飲まれる事が想定されるので、保存性を重視しないので炭酸の量はとても少ない状態です。
美味しいビールの為には適正な炭酸ガス量が必要ですが、樽生ビールの場合は予め風味や美味しさを維持する為に炭酸量を低くセットしてあり、ビールをお客さんに提供する直前でビールサーバーを使い、その時の樽の温度に対して適正と言われる炭酸ガスの量を入れ込んでいるのです!
これで樽生ビールは飲む直前は最適な炭酸ガスの含有量でのビールが飲めるわけです。
これが樽生ビールだと美味しい!と感じる一番の理由ではないでしょうか!

②鮮度が良い!製造後間もない事も味を高める!


個人が飲む缶ビールと違い、樽生はお店で扱う事を想定しているので大量製造、即大量消費をイメージしています。
その為、賞味期限を重視する缶とは違い、製造したら即酒販店へ運び込まれます。
その後酒販店からすぐに、定期購入をしている居酒屋や飲食店などに運び込まれる為に非常に回転率が高いのが樽生の特徴です。
回転率が高いと言う事は製造後間もないビールが入っているケースが多い為に缶と比べると新鮮度が高いと言えます。
どんな飲み物も食べ物もそうですが、製造直後のほうが味の質が高く、賞味期限間近になればなるほど質が落ちていきます。
平均論ですが、瓶ビールの場合は缶と樽の間程度の新鮮度とイメージするば間違いないですよ!

③泡のきめ細かさの違いも美味しさを上乗せしている!


樽生ビールの場合は、缶や瓶と違い、サーバーを使ってビールを出します。
この時にサーバーに付いているカランと言われる抽出コックからビールをジョッキに流す事が出来るのですが、手前にカランを倒すとビール液が流れ、逆にカランを奥に押すとカラン内にあるスライド弁と言われる金属棒にある極小の穴からキメが細かい泡を出す事が出来ます。
缶や瓶はグラスに手で注ぐ為に泡は粗くなめらかさはありませんが、専用のカランから出る樽生ビールはキメが細かく非常になめらかでクリーミーな泡を出す事が出来ます。
さらに、飲む時に口にまとわりつくキメが細かい泡は下のビール液の適正量の炭酸を逃がさない為のフタの役目もあります。
このキメが細かくなめらかな泡が樽生ビールが美味しいと感じる理由の1つになります。
また、最近では樽生ビールのキメが細かい泡を市販の缶ビールでも再現出来る缶ビール用の簡易ビールサーバーもありますね!
樽生が美味しい理由の③泡のキメ細かさやクリーミーさだけなら、缶ビールでも再現できるようになりました!

缶ビール用のビールサーバー

また、樽生ビールは美味しいと感じる人が多い反面、お店によっては不味い!と感じる人も多いはずです。
それはビール樽やビールサーバー、炭酸ガスの圧力、ジョッキ類の取り扱いが関係しています。特にビールサーバーの洗浄は樽生ビールの味を大きく左右します。

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