明治22年設立の大阪麦酒会社に起源を持つアサヒビールは、まだ輸入ビールが多かった時代に日出ずる国のビールと昇る朝日をイメージして名付けられました。
アサヒビールはスーパードライが世界でも有名ですが、他にも人気がある魅力的なビールが各種そろっています。
目次
【人気おすすめ】アサヒビールのおすすめビールはコレ!安いのもあり!
評価評判が高いアサヒビールの銘柄を飲んでみたい!って人はぜひ参考にしてくださいね!安くて人気のビールもありますよ!
スーパードライ
爽快感とキレのよさがそれまでになかった味わいだと大人気になりました。
今ではアサヒビールの代名詞、超定番ビールとして高い人気を誇っています。一番の特徴はやはりキレのよさ。雑味がなくゴクゴク飲めるので、何倍でも飲めてどんな料理にも合います。
はっきりとしたスーパードライ特有の爽快感には、夏には一気飲みしたくなるのど越しのよさがあります。
アサヒ生ビール(マルエフ)
スーパードライ発売以前のアサヒビールが低迷期だった頃、コクがあるのにキレがあるビールを目指して開発記号「マルエフ」という名で開発が進められたビールがありました。その後「アサヒ生ビール」として発売されると、大ヒットを記録。
マルエフのFには不死鳥(フェニックス)のように復活したい!と言う願いが込められていました。のちに、フェニックスのスペルは「Phoenix」で頭文字が「P」である事が判明し、マルエフの「F」は「Fortune(幸運)」の意味に変わりましたが、当初の願いが込められた不死鳥のデザインは今も残っています。
スーパードライの登場後は飲食店向けの樽生ビールのみとなっていましたが、ファンからの復活を望む声にこたえて、缶入りの「アサヒ生ビール(マルエフ)」として再販されるようになった経緯があります。
麦芽の甘い香りや、コクがあるのに程よいキレがある味わいが、古くて新しいアサヒのビールです。
アサヒザリッチ
新ジャンルでもリッチなおいしさを感じるポイントは4つ。煮沸工程で麦の香りを残す製法を進化させた「新微煮沸製法」と麦を多く使用した「贅沢醸造」。そして、アミノ酸を多く抽出してうま味を増やした仕込みと、チェコ産の高級ファインアロマホップを使用したことです。
新ジャンルにしては珍しいアルコール度数はちょっと高めの6%。これによってグッとくる飲みごたえ感があります。苦みは少なめで、コクはあっても後味はスッキリ。泡もちのよいトロトロな泡が最後までしっかり残っているのも特徴です。
値段も安く人気です。
贅沢感を醸しながらもビールではない新ジャンルのアサヒザリッチ。お買い得です。
アサヒプレミアム生ビール【熟撰】
プレミアムなだけに原料も選び抜かれた素材を使用。麦芽とホップはもちろん、米やスターチも熟撰専用のものを厳選しています。
ホップはビターホップ・アロマホップ・ファインアロマホップの3種類を、特徴を生かすために3回に分けて添加。中でもファインアロマホップは、ドイツ・テトナング地方のテトナンガー種をふんだんに使用しています。
そして通常より2.5割程長く熟成させることでコクと深みを生み出しています。麦芽のコクとうま味はしっかり感じつつも、後味が軽いのが特徴で、高級志向の料理とも対等に渡り合えるうまさです。
家飲みをするなら缶や瓶を通販などで購入することができます。缶入りは限定醸造ですが、瓶入りは通年販売されています。瓶のアサヒプレミアム生ビール熟撰を、お店で飲んでいるような高級感を味わいながら家で飲むのもおすすめですよ。
スーパードライの生ジョッキ缶
発売されると同時に注目を浴び、一時は販売中止になるほどのヒット商品となりました。
缶ビールなのにまるで生ビールのようなきめ細かい泡が出てくるのは、味はもちろんですが開けるだけでも楽しい!と話題を呼びました。
自然に泡が出てくる仕組みは、缶の内側に超微細な凹凸のある特殊塗料が塗られているからです。フタを開けると気圧差で凹凸部分から泡が湧き出ることで、通常の缶ビールにはない泡立ちを実現。ちなみに、塗料が塗られていると聞くと溶け出さないか不安になりますが、これは焼き付け処理をした塗料なので溶ける心配はありません。
味わいはスーパードライの爽快感とキレに変わりないので、あとはどれだけ好みの泡を出すかが楽しいところ。炭酸ガス圧力で調整されたお店の生ビールと全く同じとはいきませんが、温度が高めだと泡が多くなり、キンキンに冷やすと泡が少なめになりますよ。
340mL缶の他に、フタを開けた時の泡立つ速度が2倍以上になる485mlの大容量缶「大生」も登場してますよ。
アサヒジャパンスペシャル
ギフト向けのビールのため、お中元やお歳暮の時期にセット販売されるのが一般的な銘柄です。
通常のスーパードライとの違いは原料が国産であることの他に、麦芽とホップ以外は米とスターチのみでコーンが原料に入っていない点です。
また、軽く喉ごしがいいスーパードライと比べると、麦芽の甘みとコクがプラスされて味わいが濃いのも特徴です。
すっきりした爽快さと強めのキレ味を重視するなら通常のスーパードライを。キレやクリア感がありながら麦芽のコクや甘みも味わいたいならジャパンスペシャルを。好みに合わせて飲みたい味を選ぶのがおすすめです。
ギフト向けビールなので、なかなか単品では店頭に並んでいないアサヒジャパンスペシャルですが、通販ではギフト売れ残りを1本単位で販売していたりするので探してみてはいかがでしょうか?
ドライブラック
黒ビールならではのロースト麦芽とカラメル麦芽のコクがある香りと味わいに、スーパードライらしい爽快感とキレもある独特の風味が特徴です。
黒ビールらしい麦芽のコクとうま味とともにクリーミーでまろやかな泡にもこだわりつつ、爽快感も高めるため北米産のホップを使用。
さらに「氷点ろ過製法」によって、雑味が少ない味に仕上げています。
爽快感とコクを同時に出すのはとても難しく、どちらかの調和が崩れれば通常のビールよりも劣るビールになる危うさがありますがドライブラックは爽快さとコクの調和がとれており、両方を感じる事が出来るビールです。
黒ビールならゆっくり味わって飲むのが一般的ですが、スーパードライでもあるドライブラックはキレがあるのでゴクゴク飲み干すこともできます。売っていないことも多いですが、家飲みするなら通販で小瓶を購入するのがおすすめです。
アサヒスタウト
アサヒビールの黒ビールにはスーパードライドライブラックもありますが、こちらは、下面発酵ラガー系のドライブラックとはタイプの違う、上面発酵で作るエールタイプのスタウトです。
もうひとつのポイントは、酵母をフィルターで除去せず昔ながらの熱処理で処理している「生」ビールではないビールであること。
アルコール度数はなんと8%あり、甘みとほどよい苦みにやや強めの酸味があるのが特徴です。ビール・ウィスキー評論家の「マイケル・ジャクソン」氏が「途方も無く大きな味を持つ」と、世界の一流ビールとして絶賛したアサヒスタウト。
お店で飲むビールのイメージがあり、買える店がなかったり、終売だと思われたりすることが多いようですが、大型酒販店の「やまや」や通販で購入して飲むことができますよ。
クリアアサヒ
現在は第三のビールに統一されている新ジャンルですが、以前は第四のビールまで細かく分類されていました。
第三と第四の違いは、原料に麦芽を使用しているかいないかがポイントです。クリアアサヒは旧分類では、第四のビールとなる麦芽が使用されたリキュール(発泡性)②となります。
麦芽が使用されているので、飲むとすぐにその香りをホップの香りとともに感じることができます。名前の通りクリアで雑味のない、スーッと喉を通る味わいが特徴。安いのも人気の理由。
飲みやすく、お手軽価格のクリアアサヒは毎日の晩酌などはもちろん、樽生をお店で楽しむのもおすすめです。
まとめ
アサヒビールには、スーパードライとスーパードライのキレのあるおいしさを生かしたラインナップが揃っています。
しかし、それだけではないコクやうま味が決めての味のビールも健在です。そして値段が安い銘柄もあり。
家でもお店でもアウトドアでも。グラスやジョッキ、瓶、そして缶のままでも人気のアサヒビールが生み出すビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル)。
アサヒビールが気になる!って人はぜひここで紹介したアサヒビールの銘柄を参考にしてくださいね!
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