金色に輝く北極星のマークでおなじみのサッポロビールは、北海道開拓の歴史の中で誕生した文字通り、札幌生まれのビール会社です。
明治のはじめ、開拓使が地質調査中に野生のホップを発見。その後、札幌市に開拓使麦酒醸造所を設立しました。ホップの発見という運命の出会いからはじまったサッポロビール。
北海道産の原料でのビールづくりをめざしていく姿勢は設立当初から始まっていました。
ここではサッポロビールが手掛ける数あるビールの中でも人気がある商品（銘柄）を紹介しています。安くて人気の銘柄もあります。
目次
【おすすめ】サッポロブランドで人気のビールはコレ！【ビール・発泡酒・新ジャンル】安いのもあり！
評価評判が高い人気のサッポロビールが飲みたい！って人はぜひ参考にしてくださいね！安くて人気銘柄もあります。
黒ラベル
昔から変わらぬ人気を誇っています。口に入れた瞬間に香る麦芽の香りとうま味。そのあとにやってくるほどよい苦みとコク。トロトロでクリーミーな泡もたまりません。スッキリとしていて、バランスのとれたおいしさがあります。
昔はおじさんのビールというイメージもあった黒ラベルですが、いつのまにかおいしく改良され、現在では若者にも人気のビール。
すべての大人に今日も飲まれているサッポロを代表するビールが黒ラベルです。
黒ラベルの口コミ・レビュー
黒ラベルの大手通販
ポチップ
サッポロクラシック
恵庭市にあるサッポロビール北海道工場だけで製造される地域限定ビール。
最近では地域限定ビールは珍しくありませんが、こちらは1985年から販売され続けるロングセラービールです。販売地域が北海道だけなのに人気が全国区の理由は「うますぎる」から。麦芽100％ビールのうま味や香りを感じつつ、コクと飲みごたえがあるのにスッキリした味わいがあるのが特徴です。
このコクとスッキリを感じる理由は、「ホッホクルツ製法」というドイツで古くからある高温短時間仕込み製法でつくられていることにあります。
北海道の食べ物に合う爽やかな味わいが人気のポイントなのかもしれません。
北海道以外で飲みたくなったなら、全国の北海道フェアなどで探してみると見つかることがありますが、通販なら確実に購入可能ですよ。
サッポロクラシックの口コミ・レビュー
サッポロクラシックの大手通販
ゴールドスター
ジャンルはスピリッツを加えた新ジャンル（第三のビール）になります。
ゴールドスターがおいしいといわれる理由は、黒ラベルの麦芽とヱビスビールのホップを使用した、いいとこどりであること。
新ジャンルの定義は麦芽の使用率が50%以下ですが、ゴールドスターの麦芽の香りやうま味と強めのホップ感は、まるでビールじゃないかと錯覚してしまう飲み心地です。
このレベルで価格が他の銘柄よりも安めなので、サッポロの人気銘柄の1つとなっています。
ほのかな甘みとほどよい苦味、キレがあるのも満足感が高まります。限りなくビールに近い味わいの新ジャンルです。
ゴールドスターの口コミ・レビュー
ゴールドスターの大手通販
サッポロサクラビール
サクラビールは、鉄道の要所でもあった福岡県の門司から国内のみならず海外にも出荷され、国内シェアは第３位。
アジアをはじめ、世界各地で愛されました。その後、サッポロビールの前身である大日本麦酒（株）が継承して平成の時代まで繋いできた、伝統と歴史のあるビールです。
そして現在、サクラビールの成分表を所有するサッポロビールはオリジナルの特徴を元に、現在の嗜好に合わせてアレンジを加えたサッポロサクラビールを期間限定で醸造販売しています。
味わいはまろやかでスッキリ、コクのある芳醇なビールです。
サッポロサクラビールの口コミ・レビュー
サッポロサクラビールの大手通販
風味爽快ニシテ
北海道発祥のサッポロビールになぜ新潟県限定のビールがあるのか？と疑問に思われるかもしれません。その理由は、サッポロビールの生みの親と育ての親が新潟県の２人の人物だったからなのです。
ドイツでビール醸造を学んだ、新潟県出身の中川清兵衛を初代主任技師として開拓使麦酒醸造所は設立され、同じく新潟県出身の大倉喜八郎は、受け継いだ開拓使麦酒醸造所を札幌麦酒会社へと発展させていきました。まさに「新潟県無しには現在のサッポロビールは無し！」というわけで、サッポロビールには新潟県限定のビールがあるのです。
レトロなロゴの商品名とビールではなく「ビイル」を名乗っているのも、明治時代の先人へのリスペクトがあるからではないでしょうか。
原料は麦芽とホップのみ。苦みが少なく、スッキリとした飲みやすいビールです。新潟県限定ですが、新潟県の商品を取り扱うアンテナショップや通販なら買うことができます。
風味爽快ニシテの口コミ・レビュー
風味爽快ニシテの大手通販
ソラチ1984
1984年にサッポロビールが北海道空知郡で開発し、品種登録した初めてのホップ。海外、特にアメリカで人気となったソラチエースは、35年以上の時を経て日本のビールとして帰ってきました。
現在のソラチ1984は、アメリカ産に加え、北海道上富良野産のオリジナルのソラチエースの使用量が年々増加中。国産ソラチエースだけのビールが誕生する日も近いかもしれません。
味わいはソラチエースが主役なだけに、なんといってもホップ感が全面にでているのが特徴。ヒノキのような香りが大自然を感じさせるとともに、深い味わいになってフワッと口の中に充満します。
凛として高級感ただようこのビール、コンビニなどではなかなかお目にかかれませんが、出会ったなら即ゲットすることをおすすめします。
ソラチ1984の口コミ・レビュー
ソラチ1984の大手通販
麦とホップ
理想の濃いコクをめざして麦芽を焙燥する度合いを最適化しながら、おいしくリニューアルして進化し続けています。
麦とホップは発泡酒ではなく、新ジャンル（第三のビール）です。そのためスピリッツが加えられていますが、そのスピリッツにも大麦を使用。その名のとおり、麦とホップのみでつくられています。
ほのかなホップの香りと爽快感。麦芽のうま味と苦みに余韻があり、全体的に麦の存在感と重厚感があります。
価格も安いので、味と価格を総合して購入する人も多い銘柄です。
ビールより安く飲める新ジャンルは家飲みすることも多いですが、人気の高い麦とホップには業務用の樽詰めもあるので、外食でも楽しむことができます。
麦とホップの口コミ・レビュー
麦とホップの大手通販
北海道生搾り
ジャンルは発泡酒ですが、原料に北海道産の大麦やホップを贅沢に使っています。この北海道産原料へのこだわりがおいしいといわれる理由。
原料の大麦には北海道産「りょうふう」を、ホップには希少な富良野産ホップを一部使用するなど、北海道産の素材にとことんこだわっています。
スッキリした軽さとキレがあり、ゴクゴク飲めるタイプで今でも人気がありますが、最近では店頭で見かけないことも多いようです。
確実に飲みたいときは、ネット通販で探してみてはいかがでしょうか。
北海道生搾りの口コミ・レビュー
北海道生搾りの大手通販
静岡麦酒
サッポロビールが静岡県の限定ビールをつくっているのは、新商品が誕生する研究や開発部門が静岡工場に集中しているからだそう。
サッポロビールの静岡愛は「静岡が好きだから宣言」をするくらいです。そんな理由を知ると思わず飲んでみたくなる静岡麦酒は、製造も水もオール静岡県。
雑味の少ないまろやかで飲みやすいビールです。静岡県内の飲食店ではいつでも生ビールで飲むことができますが、缶ビールは県内のみ数量限定販売。
静岡県に行く機会があれば、コンビニやスーパーで探してみてください。たまに通販でも買えますよ！
静岡麦酒の口コミ・レビュー
静岡麦酒の大手通販
ポチップ
まとめ
サッポロビールと言っても定番の黒ラベルだけではなく、様々な種類のビール銘柄が豊富に揃っています。
金の星マークに北海道開拓の歴史を感じるサッポロビールは、北海道産の原料にこだわったビールを多く発売しています。
北海道以外にもゆかりのある地域では特色のある地域限定販売のビールがあったり、歴史を紐解いたビールを復活させていたり、バラエティ豊かなラインナップがそろっています。
サッポロビールの味わいの特徴はなんといってもクリーミーなこと。それぞれに違うおいしさがある中で共通しているのは、泡のなめらかさです。これがサッポロビールファンがとりこになるポイントではないでしょうか。また、価格が安い銘柄もまた人気。
ちなみにヱビスビールはサッポロビールになりますが、独自のヱビスブランドとして独立しています。ヱビスの種類のおすすめについては別記事で紹介していますのでよかったらあわせてご覧ください。
コメント