クラフトビール造りもさかんな長野県は、かつてはビールの原料であるホップの一大産地でもありました。
現在のクラフトビールブームの中心である「よなよなエール」で有名なヤッホーブルーイングも長野県にあります。
ビールと縁の深い長野県のクラフトビールを巡ってみましょう。
目次
【おすすめ】長野県の人気クラフトビール・地ビールはコレ!安いのもあり!
長野県で人気のクラフトビール・地ビールを知りたい!って人はぜひ参考にしてくださいね!
①ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」
大手ビールメーカーのビールと並んで売られるこのビールが、長野県にある醸造所発のクラフトビールであることは皆さんご存知でしょうか?
星野リゾートを手がける星野佳路(よしはる)氏が創業したヤッホーブルーイングは、日本のビール市場にクラフトビールを広めた立役者でもあります。クラフトビール未経験者でも愛好家でも、やはり「よなよなエール」ははずせません。別記事でも「よなよなエールのレビュー」をしています。
エールと名のつくように、アメリカンペールエールに分類され、ホップ由来の柑橘系の香りが豊かな一杯です。醸造所が提案する飲み頃の適温は13℃。香りとコクが命のエールビールとして、よなよなエールの香りがもっとも引き立つ少しぬるめの温度でいただくのがおすすめです。
醸造所は長野県内に2ヶ所ありますが、残念ながら見学や販売はしていません。しかし、東京都内に複数のビアレストランがあり、キリンビールとも資本提携をしているため、会員制生ビール定期配送サービス「キリンホームタップ」に、ヤッホーブルーイングのクラフトビールが期間限定で登場することもあります。
定番でもある人気ビールにて大量生産していますので、まとめ買いで割安で買う事が出来ますよ!
コンビニでも手軽に買える一番身近なクラフトビールを一度手に取ってみませんか?
- ヤッホーブルーイング
- 〒389-0111 長野県軽井沢町長倉2148
②南信州ビールognaの「ヤマソーホップ」
出典:https://craftbeer-supporters.fubu.jp/brewery_list/ms-beer/130
2022年にはogna(オグナ)という名前にブランド名が変わりました。
定番は、ゴールデンエール、アンバーエール、デュンケルヴァイツェンの3種類。それに季節で変わる限定ビールや原材料にこだわったプレミアムビールが登場します。
長野県内で生産されたホップや麦、フルーツを使ったビールはここにしかない味わいを生みだしています。
中でも「ヤマソーホップ」は、ヤマソービニオンというワイン用のブドウ果汁を原料に使用したフルーツビール(発泡酒)です。赤ブドウの濃い紫色に、酸味とかすかな渋味が感じられるワイン好きにも評価の高い一杯です。
南信州ビールの駒ヶ岳醸造所はウイスキーのマルス信州蒸溜所の敷地内にあるため、ビールとウイスキーどちらも味わえるバーがあったり、ウイスキーを熟成させた樽仕込みのコラボビールがあるなど、クラフトビールだけでなくウイスキー好きにも魅力的なスポットとなっていますよ。
- 南信州ビール
- 〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村4752-31
③志賀高原ビールの「志賀高原IPA」
出典:http://tamamura-honten.co.jp/?pid=97647144
その後、かつて生産量日本一だったホップの自社栽培をはじめ、現在では酒米や麦、そば、ブルーベリーなどほとんどの原料を自社で生産しています。
日本酒造りで培った技術はクラフトビールにもいかされ、日本全国にファンのいる醸造所となっています。
一番人気は「志賀高原IPA」。「造り手も飲みたいビール」がコンセプトの志賀高原ビールの定番中の定番です。黄金色のIPAらしいガツンとした苦みが特徴。それでいて後味はさわやかであっさりとした印象もある一杯です。
志賀高原ビールを楽しむのなら、玉村本店直営のビアレストラン「THE FARMHOUSE」を訪れるのもおすすめです。
温泉に入るサルで有名な地獄谷野猿公苑の入口にあるこちらのビアレストランは、渋沢栄一の孫の信雄氏が建てた洋館を移築した趣のある建築物。
志賀高原ビールを樽生で最大13種類味わうことができます。おいしい料理とともにクラフトビールを楽しめる上質な空間ですよ。
- 志賀高原ビール
- 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1163
④軽井沢ブルワリーの「THE軽井沢ビールクリア」
国内のクラフトビール工場としては最大の規模を誇る醸造所でもあります。
こちらのおすすめは「THE軽井沢ビールクリア」。別記事で「THE軽井沢ビールクリアのレビュー」もしています。
すっきりとした味わいのピルスナーで後味のキレのよさが特徴です。麦芽やホップのバランスも絶妙で、何杯でも飲みたくなってしまいます。通販でまとめ買いすると安くお得に購入出来ます。
副原料には地元のブランド米も使われていてビールに柔らかさを醸し出しています。
軽井沢ブルワリーでは工場見学も人気です。予約制ですが、大人は500円で生ビール1杯とお土産付き、子どもは無料でジュースのプレゼント付き(現在人数制限あり)。
ビールの造られる工程を見学した後は、できたてのビールが味わえるとあって大人気の見学コースとなっていますよ。
- 〒385-0021 長野県佐久市長土呂64-3
- 軽井沢ブルワリー
⑤OH! LA! HO BEER(オラホビール)の雷電カンヌキIPA
出典:https://ohlahobeer.com/raidenipa/
地域おこしや観光が目的の第三セクター方式の会社が運営しています。
醸造所の隣りには温泉施設「湯楽里館」 や物産館があり、東御市が丸ごと体験できるスペースとなっています。
こちらでおすすめするのは「雷電カンヌキIPA」。
地元出身で江戸時代の伝説の力士・雷電為右衛門がモチーフとなったIPAで、カンヌキ(閂)とは雷電為右衛門が得意としていた決まり手のひとつです。
鮮烈なホップが香るキレのある一杯。苦みもしっかりしているのが特徴です。
ペアリングは、揚げ物やスパイスのきいた料理がおすすめです。
- 〒389-0505 長野県東御市和3875
- OH! LA! HO BEER
⑥ヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」
インドの青鬼のスタイルは、IPA(インディアペールエール)。このビールの名前は、インディア=インドへ航海した歴史からインドを、苦さとホップの青々しさを青鬼と表現しています。
甘味がありつつも、質を重視した苦みが特徴的な味わいです。7%という高めのアルコール度数に、華やかな香りがインパクトのある一杯です。
クラフトビールの入門編ともいえるよなよなエールを体験したなら、次はちょっとクセのある「インドの青鬼」にトライしてみませんか?
「インドの青鬼のレビュー」については別記事でも紹介しています。
- ヤッホーブルーイング
- 〒389-0111 長野県軽井沢町長倉2148
⑦南信州ビールognaの「アップルホップ」
出典:https://craftbeer-supporters.fubu.jp/brewery_list/ms-beer/129
ドラマ「獣になれない私たち」に登場して注目されたりんごのビール(発泡酒)、南信州ビールognaの「アップルホップ」です。
長野県伊那谷産のりんごが贅沢に使われた、甘みと酸味にホップの香りを織り込んだバランスのとれた一杯です。
仕込みごとにりんごの品種が変わるため、味わいの変化を発見するのも飲む楽しみにもなりますね。
- 〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村4752-31
- 南信州ビール
まとめ
クラフトビールが飲めるイベントもたびたび開催される長野県は、まさにクラフトビールの先進地。どこで飲んでもおいしいクラフトビールに出会える長野県へ、いつかは旅をしてみませんか?
その前に、とりあえずよなよなエールを買ってきてカンパイしましょう!通販でも買えますよ!
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