岐阜県といえば、山々に囲まれた地に歴史ある静かな町並みが点在するイメージがあります。そんな岐阜県には地域の宝に寄り添った地元愛あふれるクラフトビールがあります。
地名を冠した醸造所や町をイメージした名前のビール。地元素材を生かすのはもちろん、逆にビールから出る副産物を特産品に還元する仕組みなど。
醸造所の数は多くありませんが、岐阜県を愛する人々が造ったクラフトビールを一度飲んでみませんか?
目次
【おすすめ】岐阜県の人気クラフトビール・地ビール【うまい!美味しい!と評判のビール】安いのもあり!
岐阜県のクラフトビール・地ビールが知りたい!飲んでみたい!って人はぜひ参考にしてくださいね!
①飛騨高山麦酒のダークエール
出典:https://www.jizake-japan.com/item/j0700htb-drka-p/
使用するのは北アルプス乗鞍山系の天然水。長い年月を経て磨かれた雪解け水を、地下180mから汲み上げて醸造しています。
飛騨高山麦酒のビールの種類は幅広く、ペールエールからスタウトまで各種そろっています。
中でもおすすめなのは「ダークエール」。このビールは熱烈なファンがいる人気のビールです。丁寧にローストされた麦芽が醸し出す深い味わいは、香ばしい黒色ビールらしさもありながら、すっきりとした仕上がりになっています。通販でまとめ買いで他の岐阜ビールよりも安めに購入出来ますよ。
ちなみに、ビール醸造で出た麦芽やホップの副産物は、飛騨牛の飼料として利用されています。高級黒毛和牛として有名な飛騨牛は、飛騨高山麦酒のビールではぐくまれていたんですね。それを知ると、飛騨牛とともにダークエールを味わいたくなってしまいますよね。
- 飛騨高山麦酒
- 〒506-0808 岐阜県高山市松本町999
②地ビール飛騨の飛騨ホワイト
出典:https://www.jizake-japan.com/item/j0700jbh-hdwht-h/
地ビール飛騨の特徴は、地元素材をいかした、ここにしかないビールがあること。
下呂市湯屋温泉の炭酸源泉を仕込み水に使用した「下呂麦酒」。岐阜県産のりんごやゆずを使用したフルーツビール(発泡酒)など、原料にこだわったものばかりです。
ビール瓶のラベルには、飛騨地方の民芸品である「さるぼぼ」がデザインされていて、どこをとっても飛騨高山らしさがあふれているビールです。
そんな地ビール飛騨からは、飛騨白川郷のお米を使用した「飛騨ホワイト」が人気が高くおすすめ。お米の他に、ドイツのホワイトビールと同様に小麦も使われています。
ほのかな酸味とふわりと感じるお米の風味は、和食にもなじむ日本人好みのホワイトビールとなっています。
- 地ビール飛騨
- 〒506-0033 岐阜県高山市西之一色町3丁目773-2
③こぼこぼエールのクリームエール
出典:https://item.rakuten.co.jp/thegiftsshop/259212010003010000/
6種類ほどのビールがありますが、そのほとんどは県外に流通していません。こぼこぼエールを味わいたいと思ったなら、郡上八幡のおもむきのある町家の醸造所を訪ねて、併設のパブで飲むのがおすすめです。
そんな中でも人気が高く評判が良いビールが通販でも買える「クリームエール」です。まとめ買いで他の岐阜ビールよりも割安で買えます!
フレッシュさと柔らかさをかねそなえたクリーミーな一杯は、郡上八幡に思いをはせながら家飲みするのにもってこいのビールです。ジャパン・グレートビア・アワーズ2021で金賞に輝いたビールでもありますよ!
- こぼこぼエール
- 〒501-4226 郡上市八幡町新町939 町家玄麟1階
④カマドブリュワリーのかんこうIPA
出典:https://151l.shop/?pid=156602942
名のある醸造家が造るビールだけに、発売と同時に完売してしまうことも多い、入手困難なクラフトビールでもあります。
多くの種類のビールが生み出されていますが、その中でも人気が高く定評があるのが「かんこうIPA」。かんこうとは、勘考=工夫すること、の意味で、丹羽氏のビールへの取り組み方を表現したIPAとなっています。
コクと苦みのきいた、力強さを感じながらもバランスのとれた仕上がり。醸造家の技を感じる一杯です。
- カマドブリュワリー
- 〒509-6472 岐阜県瑞浪市釜戸町3154-3
⑤岐阜麦酒醸造の金華山エール
出典:https://beer-cruise.net/beer/220727.html
一歩一歩確実にステップアップする小さな醸造所です。店舗には、ビアバー「Tap Room YOROCA (タップルームよろか)」もオープンし、ますますクラフトビールの世界を広げています。
小さな醸造所で造られる手作り感あふれるクラフトビールは、「やながせホワイト」や「鵜飼レッドエール」など岐阜の風景をイメージした名前がついています。
中でも人気が高くおすすめなのは「金華山エール」。斎藤道三や織田信長ゆかりの岐阜城がそびえる岐阜市のシンボル金華山をイメージしたペールエールです。
柑橘系のさわやかさと苦みのバランスのとれた一杯です。おすすめのペアリングは、アユの塩焼きというのも、岐阜らしくて思わず飲んでみたくなります。
- 岐阜麦酒醸造
- 〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通1丁目46
⑥ヒダノオクブルワリーのセッションIPA
出典:https://hidanosake-hip.com/products/hidano-oku-brewery-session-ipa
奥飛騨と呼ばれる場所にて、ヒダノオクというネーミングになった醸造所。郡上八幡のこぼこぼエールで研修を重ねたのち、ふるさとでビール造りをスタートさせました。
ジャパン・グレートビア・アワーズ2022で銀賞を受賞するなど、これからが楽しみなクラフトビールです。
評判が高くおすすめのビールは「セッションIPA」。IPAといっても苦みが強すぎず、クラフトビール初心者でも飲みやすい爽やかな味わいが特徴です。
定番の他にも季節限定で、紅茶やりんご、ハーブのエルダーフラワーを使ったものなど、個性的なビールが登場することも。通販でも買うことができますが、醸造所を訪ねてサプライズな味に出会うのも楽しいかもしれませんよ。
- 〒509-4224 岐阜県飛騨市古川町殿町6-16
- ヒダノオクブルワリー
まとめ
岐阜県には、飛騨高山や郡上八幡などの風光明媚な観光地から美濃焼や金華山に思いをはせたいビールまで、丸ごとその地を感じるクラフトビールがそろっています。
地元への想いの詰まったビールをぜひ、名産の飛騨牛やアユとともに楽しんでみたくなりますよね。
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