太陽のsun(サン)と鳥井(トリイ)のトリでサントリー。赤玉ポートワインのヒットに、日本初のモルトウイスキー蒸溜所の建設など、数々のアルコール飲料を日本に広めてきました。
現在では、ザ・プレミアムモルツをはじめとするビールも日本中で愛飲されていますね。価格が安いビールもあり人気です!
ここではサントリーが販売するビールの中でも評価評判が高い人気ビールをおすすめとして紹介しています。
目次
【おすすめ】サントリービールの人気銘柄【評価評判高いサントリーのビール】安いのもあり!
サントリーが販売するうまいビールが知りたい!って人はぜひ参考にしてくださいね!
ザ・プレミアムモルツ
原料の品質だけでなく、麦芽のうまさを引き出すための「ダブルデコクション製法」や香りの質をより高めるための「アロマリッチホッピング製法」など、作る製法までも徹底的に最高峰を目指しているビールです。
プレモルの味わいの特徴は何と言っても、麦芽とホップの濃厚な香り。使用されるダイヤモンド麦芽や欧州産のアロマポップがしっかり生きている、重厚感ある味わいです。「神泡」と名づけられたその泡もきめ細かくクリーミーで、スルスル落ちていく滑らかさがうまいビールの証でもあります。
人気のプレモル。家飲みでは缶で飲むのが一般的ですが、缶よりもうま味やコクをより強く感じられる瓶で飲むのもおすすめです。
プレミアムモルツ黒
黒ビールなので、香ばしさのある黒麦芽を使用しているのが特徴。
麦のうま味を引き出す製法と欧州産のアロマホップを使用している点はプレモルシリーズ共通のため、コクとうま味が生きています。口にすると最初に酸味を感じ、その後ロースト麦芽の香ばしさがほのかにやってきます。
黒ビールらしいまろやかさやほんのりとした甘み感じつつも、プレモルのうま味とコクも感じられるビールです。
プレミアムモルツ黒は通年販売の銘柄ではなく、数量限定の限定醸造の銘柄です。そのため、売ってない、どこで売ってる?という声を聞くことがあります。
主に真夏以外に発売されることが多いので、こっくりとした黒ビールが味わいたい季節を感じたら、店頭で探してみると見つけることができるかもしれません。
マスターズドリーム醸造家の夢
マスターズドリームシリーズの中でも、定番なのが「マスターズドリーム醸造家の夢」。
贈り物に最適なプレミアムビールなので、主にギフト用のマスターズドリームセットの中の1種類として売られていることがほとんどです。1缶単位で購入したいときには、通販などをチェックしてみてください。
飲んでみると、ほのかな麦芽とホップの香りに上品な苦みや甘みを感じます。公式サイトでの味わいの表現は「多重奏な味わい」。コクと香り、苦み、甘み、余韻と人がビールに求めるものが詰まっているのもうなずけるビールです。
ギフト向けのマスターズドリームシリーズですが、樽生の生ビールを飲めるお店もあります。プレミアムモルツの最高峰をお店で味わってみてください。
パーフェクトサントリービール
パーフェクトと名付けた理由は、うまいのに糖質ゼロだから。それは「贅沢飲みごたえ糖質ゼロ製法」という製法でつくられているからです。価格も安めで人気。
麦芽を一気に煮出す行程のデコクションを3回行うトリプルデコクション製法という「贅沢仕込み」。これによって、糖質の元のでんぷんが分解されますが、糖質がゼロになるまでじっくりと発酵させるのが「贅沢発酵」。
この贅沢仕込みと贅沢発酵によって、うまみは強いけれど糖質はゼロのビールが出来上がるわけです。
ちなみに、ラベルの表記の中には糖質があります。公式の回答では、製造過程で使用した糖類で大部分が酵母によりアルコールに変換されるため製品中にはほぼ残らない(いわゆるキャリーオーバー)だということ。さらに、人工甘味料ではない、とのことです。
これだけ工夫されて糖質ゼロなのに、発泡酒や新ジャンルではなくビールなのが驚きのパーフェクトサントリービール。飲みごたえがあり、うま味とコクと深みがある満足感の高いビールです。
金麦ザ・ラガー
金麦と金麦ザ・ラガーの違いはいくつかあります。通常の金麦はアルコール度数は5%ですが、金麦ザ・ラガーは6%。
1%だけの違いだと思われるかもしれませんが、ビール類でのアルコールの1%増は飲んで分かるほど飲みごたえ感がアップします。
製造方法の違いでは、金麦は三段階の温度帯で麦のうまみを抽出する「三段階うまみ抽出製法」。金麦ザ・ラガーは、煮沸工程を2回繰り返してより濃厚な麦汁が作られて麦芽感がアップする「本格二段仕込製法」です。さらに、金麦よりも低温熟成期間の基準を1.5倍に設定して飲みごたえのある濃い味となっています。
麦芽の存在感がある香りと味わいが全体にコクを感じさせてくれる、ラガー系が好きな人で飲みごたえ感を求める人におすすめの新ジャンルビールです。
プレミアムモルツ香るエール
ラベルのデザインが爽やかで青いので発泡酒と思われることもありますが、プレミアムモルツ香るエールはれっきとしたプレモルシリーズの麦芽100%ビール。
ラガーとエールの違いは製造方法の違いで、下面発酵酵母を低温の6~15℃の低温で発酵させて醸造するのがラガービール。上面発酵酵母を高めの20~25℃で発酵させて醸造するのがエールビールです。
苦みを感じて喉ごしのよいラガー、フルーティーで味に奥深さがあるのがエール、という特徴があります。
プレミアムモルツ香るエールは、エールビールらしい、うまみと甘みと苦味のバランスが優れた味でプレモルの神泡も健在。
ラガー好きな人にはちょっと好みではないかもしれませんが、フルーティーなこのビール。キンキンに冷やしてゴクゴク飲むのではなく、温度を多少高くして、甘みやフルーティーさをじっくり楽しみながらビールだけでいただくのもおいしい飲み方です。
ザ・モルツ
ザ・プレミアムモルツが有名すぎて、プレミアムがつかないザ・モルツは発泡酒なのでは?と思われがちですが、ザ・モルツも麦芽とホップだけの麦芽100%ビールです。
2015年8月製造をもって販売終了した「モルツ」を引き継ぎ、翌月の2015年9月8日に発売されたのがザ・モルツ。旧モルツと間違われたり、ザ・プレミアムモルツに隠れてしまい、売っていないと思われることもしばしばありますが今も人気の定番ザ・モルツです。
うまみやコクはもちろん、ほどよい苦みも感じる味わい。そこに最後まで楽しめるクリーミーな泡が特徴です。キレもありスッキリと飲める味わいは缶だけでなく、瓶で楽しむのもよいかもしれません。
金麦
長年親しまれてきたため、今でもビール?発泡酒?と迷われることも多い金麦ですが、ジャンルは新ジャンル(第三のビール)です。価格も安く人気。
ホップにはアロマホップとビターホップをバランスよく使用。そして麦芽は、二条大麦の中でもうまみのもととなるたんぱく質を多く含む旨味麦芽を。
そこに、自社栽培した国産麦芽などをブレンドした贅沢麦芽を足すことで、厚みのある味わいが生み出されています。
麦汁を煮だす工程では、三段階の温度帯で麦のうまみを抽出する「三段階うまみ抽出製法」を取り入れるなど、金麦が安くてうまいのには原料と行程にさまざまな工夫があるからです。
クリーミーな泡と麦芽のうま味や香りにほどよい苦み。後味のスッキリとした透明感は、ゴクゴクと飲みたくなる味わいです。
サントリー生ビールトリプル生
仕込釜で麦汁を煮出す工程(デコクション)は大変手間と時間がかかる工程ですが、これを3度(トリプル)している為にトリプルデコクションと呼ばれ、そこからトリプル生の名前が付いてます。
飲み始めはすっきり感もあるが、全体的に麦芽のコクと深みがあり、甘味と飲みごたえ感があるビールです。
東京クラフトIPA
東京クラフトは、サントリーが東京の地でビールを作り上げてきたことに愛着と敬意を込めて作り上げたブランド。
その中でも定期的に限定醸造される「TOKYO CRAFT(東京クラフト)I.P.A.」は人気が高い銘柄です。
ビアスタイルは、名前にもあるようにIPA、つまり「インディアペールエール(IPA)」スタイル。アルコール度数は7%。苦みと香り、そして高いアルコール度数が特徴です。
この東京クラフトIPAはIPAの中でも苦みはかなり強め。そこにホップの柑橘系のフルーティーな香りがうまく調和して、苦みを落ち着かせています。
口の中に残る苦みとフルーティー感にIPAを飲んだ満足感が感じられる、IPA好きにはぜひ飲んでもらいたいIPAの1つです。
まとめ
ビール以外のアルコール飲料からスタートしたサントリー。
麦芽のうま味にこだわったビールが特徴です。同じシリーズでも製法を変えるなど、常に最適な味わいを生み出す作り方を追及しているサントリービール。価格も安いビールがあり人気。
作り手をイメージしながらいろいろな種類を飲んでみるのも楽しい飲み方かもしれませんね。
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